こんばんは。しんです。
今回は、エゥーゴ仕様を製作しているときから考えていた「動力パイプの改造」を行っていきます。
なかなか上手くいかないものです。
試行錯誤して、なんとか耐えられる仕上がりになったんじゃないかと思います!
製作工程
- 動力パイプの改造 ★今回はここ!
- 部分塗装
- つや消し
- ウェザリング
使用する材料
使用する材料は、針金とメッキビーズです。
百均や手芸店で、合わせて数百円で揃えることができます。
今回は、トレー左下の金メッキのビーズを使っていきます。
改造するパーツ
脚部の膝裏にある動力パイプを改造していきます。合計4本あります。
成型パーツだと動力パイプも一体となっているため、まずはこの部分をニッパーでカットします。
もう後戻りはできないです(^^;)
取り付ける動力パイプは、針金にビーズを通して製作していきます。
針金は取り付けるパーツに合わせて、釣り針のように曲げておきます。
ビーズを通しただけだと、するすると動いてしまいますので、両端を瞬間接着剤で接着しておきます。
このあたりの作業は細かくなってきますので、指に接着剤が着かないように、ピンセットや猫の手を使って、部品を取り扱うようにします。
動力パイプ4本の製作ができたら、膝関節のパーツに瞬間接着剤を使って取り付けていきます。
いい感じにできたんじゃないでしょうか!?
改造後、動作確認で不具合が!?
いい感じにできて気分もよくなってきたところで、膝の曲がり具合を試してみると・・・
・・・
・・・
・・・
全然曲がらんやん(T_T)
これでは、膝立ちも可能な可動域を誇るマークⅡの魅力を大きく損ねてしまうことに。。。
もとの成型パーツでは、下方にいくにつれ曲がる造形だったのですが、今回製作した動力パイプはすべて3mm幅のビーズを使っており、一番下のビーズが干渉して、曲がらなくなっていたようです。
不具合の対処
まずビーズの干渉をなくすため、一番したのビーズを小さいものに変え、少しアーチ状にしていた針金を、ほぼまっすぐな形に修正。
上の画像は、左が修正前、右が修正後です。
また、ふくらはぎ部分のパーツは、膝関節を曲げると、動力パイプが内側に入っていくのですが、ここでも赤丸印の部分が干渉し、可動の妨げとなっていました。
そのため、こちらもカットして、可動域を確保していきます。
その結果、対処前よりも大きく曲がるようになりました!
改造前ほどの曲がりまではいきませんが、これだけ曲がれば悪くないと思います。
出来上がり
改造版の動力パイプ4本を取り付けるとこのような感じになりました。
ビーズ間の隙間が少し気になりますが、よくできたんじゃないかと思います。
まとめ
ガンプラにハマってくると、素組みだけじゃなく、塗装や改造などいろいろやりたいことが出てきて、楽しいです!
今回は動力パイプを簡単に手に入る材料で改造していきました。
失敗して修正したり、瞬間接着剤で危うく指がパーツにくっつきかけそうになりましたが、試行錯誤して楽しく製作できました。
次はいよいよ組み上げていき、全体がどんな仕上がりになったのか、見ていきたいと思います。
コメント