今回は、ずっと憧れていた1/100スケールのキットを製作します。
このサイズで初めてのキットは、何にするか迷いましたが、ストーリーも好きで、フレーム構造で作りやすい鉄血シリーズより、シュバルベ・グレイズ(マクギリス専用機)にしました!
アマゾンで2,000円を切る安さということもあり、思わず買っちゃいました。
製作工程
- 仮組み ★今回はここ!
- ゲート処理
- 部分塗装
- ウェザリング
- つや消しトップコート
まずは全身&フレームから紹介
「シュバルベ」はドイツ語で「燕(つばめ)」を意味します。
青と濃紺で色分けされた装甲は、燕の羽の色を想像させるきれいな成型色となっています。
また顔の突き出した部分は、燕のくちばしのようで、顔内部の黄色の差し色は、燕のおでこと喉元の色を表現しているようにうかがえます。
脚部の側面のスラスターは燕の羽をかたどっているようにい見えます。
キットの作りですが、さすが1/100スケールのキットだけあり、合わせ目はほとんど目立たないようなパーツ成型の工夫がされています。
合わせ目がくっきり目立つのは、フレームの脚部の根元だけとなっています。
ただ、HGスケールに比べてパーツが大きめとなるためか、ヒケはところどころに見られます。
シングル・リアクターのグレイズフレーム。
1/100スケールですので、内部フレームまで精巧なディティールを期待していたのですが、意外と期待したほどではなかったです。
とはいえ、HGよりは細かいディティールですので、塗り分けが楽しそう(^^♪
膝や足回りの関節の可動域は広い?
肘関節は二重関節ではありませんが、90°以上の可動を誇ります。
膝関節は二重関節となっており、150°と可動域がとても広いです。
続いて股関節の可動です。
後ろへの蹴り上げは90°としっかりあがりますが、前方への蹴り上げは30°くらいしか上がりません。
前方への蹴り上げの可動は、フロントスカートが固定パーツとなっており、これが妨げになっているようです。
フロントスカートが股関節の可動の妨げとなっているため、せっかくの膝関節の可動にもかかわらず、片膝立てをしようとすると、こんなざんねんなポーズになってしいまいます。
腰部フレームのギミックが秀逸!
凛々しい燕顔が、装甲を開くと厳ついモノアイが出てきます。
このシリンダー部分が、メカっぽさ満点で一番ワクワクするところです!
HGスケールでは動きませんが、1/100スケールならこの通り。
腰の可動に応じたピストンの伸縮運動を再現しています。
すこしイマイチなところ
膝の装甲部分がしっかりと固定せず、ポロポロと取れてしまいます。
ポージングを変えるたびにポロポロ外れてしまうので、少しストレスに感じます。
フレームの塗装を済ませた、または手を入れることがないなら、接着剤と止めてしまったほうがいいかもしれません。
さいごに
ポロりなパーツがあるものの、このボリューム、精巧なフレーム、燕をイメージした配色、プロポーションととてもかっこよく、2000円を切る安さで、買ってとても満足するキットでした!
このあと、部分塗装やウェザリングをやって、さらに楽しみたいと思います!
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