この輝き、いかがでしょうか!?
なんと5分ほどの作業でできちゃうんです!
それはネイル用に販売されているミラーパウダーを使うんです!
ガンプラでメッキ調の塗装を行うにはクレオスさんなどから発売されている専用の塗料を使い、エアブラシで塗装する方法がありますが、ラッカー系の塗料だったりしますので、匂いや制作環境に気を使わなければなりません。
今回ご紹介するミラーパウダーは、パウダーのほかにUVライトとコート剤が必要ですが、奥さまがジェルネイルで使われている機器をちょっとだけ貸してもらえれば、初期投資はかかりません(^-^)
もしかしたらもう使わなくなっており、譲ってもらえるならラッキーですね!実はわが家は奥さまのジェルネイルセットをお下がりゲットしました!!
ミラーパウダーとは?
ミラーパウダーはネイル用の素材で、ミラー調のメッキのような表現ができる超微粒子タイプの光輝顔料です。トップコートジェルの上から、目の細かいスポンジなどで直接パウダーを撫で付けることにより、金属のような光沢の仕上がりになります。
ネイル以外にも、レジン用のフレームに塗ったり、レジンに混ぜたりとアクセサリー作りにも応用できます。下地色によって様々な色を出すタイプやあらかじめ色の付いたパウダーがあります。
この素材をガンプラにも使えれば簡単にメッキの輝きが出せるんじゃないか、って考えてみたわけです!
必要な材料、道具は?
ジェルネイルで必要な材料、道具のうち、持ってないものなどは代用して試してみました。
【材料】
- ベースジェル
カラージェルを爪に乗りやすくする下地です。ガンプラではサフをすればいいと思います。今回は省略しました。 - ベースカラー
ベースとなる色をつけるネイルです。ガンプラの場合はいつもの塗料(アクリル、ラッカーなど)でいいと思います。 - ミラーパウダー
今回のメイン素材です。塗面に擦り付けると鏡面のように輝きます。
画像上の容器に入ったピンクの粉がミラーパウダーです。
下の両端にスポンジがついた棒がチップです。 - トップコートジェル
ミラーパウダーの上からコーティングし、剥がれないようにします。
ジェルネイルではワイプレストップコートなどを使用しますが、今回はUVレジン液で代用しました。レジン液は様々なメーカーから販売されていますが、「清原」というメーカーが有名です。
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【道具】
- UVライトやLEDライト
トップコートジェルまたはUVレジンをライトに当てることで素早く固める(硬化)ことができます。UVの照射時間は数分、LEDは数十秒で硬化するようです。早っ!
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- チップ
ミラーパウダーを塗面に擦り付ける道具です。ミラーパウダーとセットで販売されていることが多いです。ファンデーションを塗る道具で代用可能と思います。綿棒は目が粗くて代用できませんでした。
それでは試していきます!
定番の透明スプーンで試していきます。
1.ベースカラーの塗装
ベースカラーには光沢タイプのプラモデル用アクリル塗料、ラッカー塗料で代用できると思います。今回はUVレジン(LED対応)をベースに塗布しました。
LEDライトで硬化!1分ほどでカチコチに固まります。
2.ネイルパウダーを擦り付ける
ネイルパウダーは非常に細かい粒子のため、周りに散らかさないように注意しながら擦り付けていきます。パーツ上に粉が残った場合はパウダー容器に払い落すといいと思います。
3.トップコート
パウダーを擦り付けただけでは剥がれてしまいますので、トップコートを施していきます。通常のプラモデル用のトップコートでもいいと思います。今回はUVレジンでトップコートを施していきます。
レジン液を塗布した後、再度、LEDライトを1分ほど照射し硬化します。
4.完成!
このメッキのような輝き!うっとりしちゃいます♪
ただUVレジンだと筆塗りになりますので、どうしてもムラになっちゃいます。このあたりはまだまだ課題ですね。
全体の作業時間は、LED照射時間(1分×2回)、ネイルパウダーの塗布時間、トップコートの塗布時間で、だいたい5分くらいでできたんじゃないでしょうか。
まとめ
ネイルパウダーの使用感はとても満足です!
難しい工程をしなくても簡単にキラッキラなメッキ塗装をすることができます!
今回はベースとトップコートにUVレジンを筆塗りしたため、塗りムラが出たところが課題でした。レジンはエアブラシ用のものも出ているようですが、あまり普及してないようです。
次はプラモデル用の塗料を使って、エアブラシでより均一になるように試していこうと思います。
ちなみに、今回筆塗りレジンコートで制作したキットはこちらです!
ピンクゴールドの部分にネイルパウダーを使っています!
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