結論からいきますと、大失敗です。
けっしてデコポンのせいではないです。
私が手抜きをしたせいです。。。
3月31日に仕込んで失敗して落ち込んでいましたが、ようやく振り返って書けるようになりました(^_^;)
デコポンってなに?
デコポンは、写真のとおり柑橘類です。
頭部がこぶのように出ており、これをデコと呼ぶそうです。
品種名は「不知火」というのですが、一定基準を満たすものが「デコポン」という登録商標を使うことができます。
大きさはオレンジくらいと割と大きめですが、外皮は手で簡単に剥くことができ、内皮はそのまま食べられるほど薄いです。
果肉は大きめでしっかりと水分を含んでいますので、口に含むととてもジューシーです。
「デコポン」と認められる基準は、糖度13度以上、クエン酸1.0%以下と決まっているので、酸っぱさはあまりなく甘みが広がります。
収穫量1位の都道府県は熊本県で、品種名「不知火」は、発祥の熊本県不知火地区にちなんだものとなっています。
旬の季節は4月前後となっていますので、今が一番食べごろですね!
今回のビールのレシピは?
デコポンの香りを効かせたエールを目指します。
そのため、ホップの香りは控え目の配合、製造手順をとります。
今回のレシピはこちらです。
モルト
- ペールエール
- ウィートモルト
- カラメルモルト
ホップ
- カスケード(ビタリング用)
- ナゲット(ビタリング用)
- カスケード(アロマ用)
イースト
- エール用イーストUS-05
副原料
- デコポンの皮
- アイリッシュモス
- 硫酸カルシウム
それで、結局なんで失敗したの?
ビール作りでは、モルト(麦芽)から抽出した麦汁にホップを加え、沸騰させてホップの苦味成分を付けていきます。
そのあと、イーストが活動できる温度(20度くらい)に冷却して、最初の仕込みが完了する、という流れです。
ビール作りでは雑菌による品質劣化にもっとも気を使うのですが、この冷却時間が長いほど雑菌の混入リスクが高まるとされています。
そのため、できるだけ急速に冷却する必要があります。
前回の仕込みでは、寸胴鍋から発行用の梅酒瓶に移すチューブを氷水を張った鍋に浸して冷却するシステムを考案しました。
前回は寸胴鍋をある程度冷ましてから、この冷却システムを通して移す作業を行ったのですが、今回はまったく冷まさずに熱々の麦汁でもできるだろうと手抜きをして、そのまま梅酒瓶に移してしまったんです。
この冷却システムでは、チューブが氷水に浸かった部分を通る距離が短く、大幅な冷却効果は得られず、梅酒瓶に移した麦汁はまだまだ熱々な状態でした。
そのため、さらに急冷しようと、梅酒瓶ごと氷水に入れたところ、、、
ピキピキっと音が出はじめたかと思ったら、
梅酒瓶はばっくり割れて、麦汁は氷水と一緒になってしまいました(T_T)
ショック過ぎて時が止まってしまいましたね。。。
まとめ
こんな状態じゃまとまらないです!
また早々にリベンジしたいです!
自家醸造をする場合はアルコール度数を1%未満としましょう
【国税庁 自家醸造に関するQA】
コメント